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最大31.1%の空気抵抗を削減
ARシリーズは、アタック、スプリント、クリテリウムで有り得る限り最速のバイクが欲しいというプロレーサーのために開発されました。
CFDソフトウェアと風洞実験を繰り返し、2008年のツールドフランスにおいて初代ARシリーズがセンセーショナルにデビュー。
タイムトライアルバイクのエアロダイナミクスを取り入れた始めての本格的エアロロードに会場はざわめき注目を集めました。 現行のARは、その初代ARからさらなるエアロダイナミクスはもちろん、ロードレーサーとして重要な性能を高い次元で手に入れた世界最高のエアロロードです。
ラウンドチューブで構成された一般的なロードバイクと比較して28.7%~31.1% の空気抵抗を削減という驚異的なエアロダイナミクスが風洞実験で証明されています。
ARを語るときに特筆すべきは、ロードレーサーとして求められる走行性能に一切の妥協が無いことです。考えつくされたレースジオメトリー、スプリント時のパワーにも負けない剛性、レールの上を走る様な高いコーナーリング性能、そしてヒルクライムを苦としない軽量性。
特に軽量性は他社の追随を許さず、エアロロードとしては圧倒的な重量剛性比を誇ります。
ARは、どの走行性能も全く犠牲にすることなく、高いエアロダイナミクスによるアドバンテージと、最終的な勝利をあなたに届けるのです。 |
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エアロダイナミクスとライドクオリティ
Twin tail fork crown ツインテールフォーククラウン
CFD解析と風洞実験の結果、バイクの前方部分が最も空気抵抗の影響をうけるということが判明しました。
ヘッドチューブ下部・フォーク上部から、ダウンチューブへ流れる空気を整流し、ノーマルロードと遜色ない素直なハンドリングも実現しています。 |
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Aero taper head tube エアロテーパーヘッドチューブ
上部1-1/8”、下部はあえて1-1/4”と細めの径を採用したテーパーヘッド。
フロント周りの剛性とエアロダイナミクスを両立。
ヘッドチューブの前方投影面積の小ささが特徴的です。 |
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ツインテールシートステー
ブレーキをチェーンステーに移動し、ブレーキブリッジを廃止したことで、軽量化と振動吸収性を大幅に改善。
特徴的なツインテールデザインは剛性とエアロダイナミクスを同時に向上させています。 |
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ギャップシールド リアトライアングル
先代のARから受け継いだリアホイールに沿う形状のリアトライアングル。
ホイールに向かって大きく張り出した新チェーンステー形状を採用し、高速で回転するホイール左右の空気を整流し空気抵抗を削減。 |
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インターナロックシートポスト
エアロロードのシートチューブは通常薄くて長いため、ずり落ちない様に十分な固定力を得ることが困難です。
また従来のクランプ式の固定方法は、空気抵抗の原因となっていました。
FELTは新しく内蔵の「バインダー式」の固定方法を開発しました。 |
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バイブレーションリダクションシートポスト
サドルレールクランプパーツにポリマー素材を内蔵し、路面からの振動を吸収。
3TのDiffLockシートクランプ機構を採用。
バリマウントシートポスト
確実な固定力と角度調整の自由度が高いサドルレールクランプと、ボルト1本で固定するシンプルで軽量な構造が特長。カーボンレールにも対応。 |
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VGO
シートポストを反転することで、簡単にシートアングルを72.5度と78.5度に変更可能。
Fシリーズと同じロードレースポジションとエアロバーを装着したTT/トライアスロンポジションの両方を実現します。 |